コンテンツにスキップ

ヘンリー・サマセット (第5代ボーフォート公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヘンリー・サマセット
Henry Somerset
第5代ボーフォート公
在位 1756年 - 1803年

出生 (1744-10-16) 1744年10月16日
グレートブリテン王国の旗 グレートブリテン王国ロンドンハノーヴァー広場英語版
死去 (1803-10-11) 1803年10月11日(58歳没)
配偶者 エリザベス・ボスコーエン
子女 一覧参照
家名 サマセット家
父親 第4代ボーフォート公爵チャールズ・サマセット
母親 エリザベス・バークリー
テンプレートを表示

第5代ボーフォート公爵ヘンリー・サマセット英語: Henry Somerset, 5th Duke of Beaufort, KG1744年10月16日 - 1803年10月11日)は、イギリスの貴族。

父が爵位を継承した1746年から自身が爵位を継承する1756年までウスター侯爵儀礼称号で称された。

経歴

[編集]

1744年10月16日、後に第4代ボーフォート公爵を継承するチャールズ・サマセットとその妻エリザベス英語版(旧姓バークリー)の間の長男としてロンドンハノーヴァー広場英語版に生まれる[1]1756年10月28日に父の死去により第5代ボーフォート公爵位を継承した[1][2]1762年までオックスフォード大学オリオル・カレッジで学んだ[1]1767年から1772年までフリーメイソンイングランド・首位グランドロッジ英語版のグランドマスターを務めた[1]1768年から1770年まで シャーロット王妃主馬頭を務めた[1]。1771年からモンマスシャー知事英語版、1787年からブレックノックシャー知事英語版レスターシャ―知事英語版を務めた[1]。1803年6月4日に保持者不在(Abeyant)だったボトトート男爵位を継承した[1][3][2]

1803年10月11日に死去した[1][4]

栄典

[編集]

爵位

[編集]

1756年10月28日に父の死去に伴って、以下の爵位を継承した[1][4]

1803年6月4日貴族院の裁定に伴って、以下の爵位の継承を確認された[1][2][3]

勲章

[編集]

家族

[編集]

1766年にエドワード・ボスコーエンの娘エリザベスと結婚。彼女との間に9男4女を儲けた[1][4]

  1. 長男ヘンリー・チャールズ・サマセット英語版(1766年 - 1835年) - 第6代ボーフォート公爵位を継承。政治家
  2. 次男チャールズ・ヘンリー・サマセット英語版(1767年 - 1831年) - 政治家、陸軍軍人
  3. 三男エドワード・ヘンリー・サマセット(1768年 - 1769年) - 早世
  4. 四男ノーボーン・バークリー・ヘンリー・サマセット(1771年 - 1838年)
  5. 長女エリザベス・サマセット(1773年 - 1836年) - チャールズ・タルボット英語版と結婚
  6. 次女フランセス・エリザベス・サマセット(1774年 - 1841年)
  7. 三女ハリエット・イザベラ・エリザベス・サマセット(1775年 - 1855年) - ヒュー・ヘンリー・ミッチェル英語版と結婚
  8. 五男ロバート・エドワード・ヘンリー・サマセット英語版(1776年 - 1842年) - 陸軍軍人
  9. 六男アーサー・ジョン・ヘンリー・サマセット英語版(1780年 - 1816年) - 政治家
  10. 七男ウィリアム・ジョージ・ヘンリー・サマセット(1784年 - 1861年) - 国教会聖職者
  11. 四女アン・エリザベス・サマセット(1786年 - 1803年)
  12. 八男ジョン・トマス・ヘンリー・サマセット(1787年 - 1846年)
  13. 九男フィッツロイ・ジェイムズ・ヘンリー・サマセット(1788年 - 1855年) - 初代ラグラン男爵に叙される。陸軍将校

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, H. Arthur, eds. (1913). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Canonteign to Cutts) (英語). Vol. 2 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 55.
  2. ^ a b c Arthur G.M. Hesilrige (1921). Debrett's peerage, and titles of courtesy, in which is included full information respecting the collateral branches of Peers, Privy Councillors, Lords of Session, etc. Wellesley College Library. London, Dean. pp. 102-103. https://archive.org/details/debrettspeeraget00unse/page/102 
  3. ^ a b No.15589”. The Gazette 31 May 1803. 2020年5月2日閲覧。
  4. ^ a b c d Heraldic Media Limited. “Beaufort, Duke of (E, 1682)” (英語). www.cracroftspeerage.co.uk. Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2020年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  5. ^ Heraldic Media Limited. “Herbert, Baron (E, 1461)” (英語). www.cracroftspeerage.co.uk. Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2020年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
  6. ^ Hunt, William (1886). "Bottetourt, John de" . In Stephen, Leslie (ed.). Dictionary of National Biography (英語). Vol. 05. London: Smith, Elder & Co. p. 447.
宮廷職
先代
第2代デ・ラ・ウォー伯爵英語版
シャーロット王妃主馬頭
1768年 - 1770年
次代
第3代ウォルドグレイヴ伯爵
フリーメイソン
先代
第9代ブレイニー男爵
イングランド・首位グランドロッジ
グランドマスター
英語版

1767年 - 1772年
次代
第9代ピーター男爵
名誉職
先代
トマス・モーガン英語版
モンマスシャー統監英語版
1771年 - 1799年
次代
第6代ボーフォート公爵英語版
先代
チャールズ・モーガン英語版
ブレックノックシャー統監英語版
1787年 - 1803年
先代
第4代ラトランド公爵
レスターシャー統監英語版
1787年 - 1799年
次代
第5代ラトランド公爵
イングランドの爵位
先代
チャールズ・サマセット
第5代ボーフォート公爵
1756年 - 1803年
次代
ヘンリー・サマセット英語版
先代
保持者不在(Abeyant)
(最後の爵位保持者
ノーボーン・バークリー英語版)
第5代ボトトート男爵
1803年